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乳歯は生後6ヵ月頃から生え始め、2歳半頃に生えそろいます。
ところが4〜5歳までに70〜80%以上の子供が虫歯になっています。
歯が生えてから2〜3年が最も虫歯になりやすい時期なのです。
歯が生え始めたら3ヵ月に1回か、少なくとも半年に1回は定期検診を受けた方がよいでしょう。
予防処置としてフッ化物(フッ素)塗布(フッ素は自然環境物質です。)や予防填塞(シーラントといって、歯の溝に合成樹脂をつめて虫歯を予防する方法。)をしてもらうと効果的です。 |
おやつは時間と量を決め、食べ物を選んで与えるのがよいでしょう。
市販品は組み合わせてみよう。
| 組み合わせ例 |
ビスケット + りんご、ミルク
カステラ + ミルク
ボーロ + チーズ、お茶 |
噛み応えのあるおやつは顎の発育にも良いし、少量でも満足します。
歯がきちんと磨けるようになるまでは、甘いお菓子などを制限し、虫歯予防に心掛けましょう。
| 噛み応えのあるオススメのおやつ |
| 餅 |
りんご |
せんべい |
| 梨 |
ピーナッツ |
フランスパン |
| とうもろこし |
乾パン |
野菜スティック |
初めは清潔なガーゼで歯の周りを拭き取るようにしましょう。
歯ブラシに慣れさせ、歯磨きを嫌がらないようにする為にも、早いうちから歯ブラシを使って歯を磨く習慣をつけるようにする事が肝心です。
歯磨きはどこでもできます。お風呂だって、テレビを見てたって。
・1歳 歯磨きの習慣づけ
“保護者磨き”→全体的に磨いてあげる。
・2歳 歯磨き練習開始
奥歯の噛み合わせ部分には溝があり、虫歯になりやすいので
一番奥までしっかり清掃する事が大切です。
・3〜5歳 “仕上げ磨き”→保護者磨きに加えて、子供への歯磨き指導。
子供は練習する事により歯磨きが出来るようになります。
上手になるまでは“仕上げ磨きをしてあげましょう。 |
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5〜6歳にかけて最初の永久歯(第1大臼歯)が乳歯列の一番奥に生えてきます。12歳頃まで乳歯は永久歯へと生え変わります。
第1大臼歯は生えるまでに1年〜1年半程も掛かる為、歯ブラシが届きにくい状態が続きます。
永久歯とはいえ、生えたばかりで歯質そのものがまだ未熟で虫歯菌に対する抵抗も弱いのです。その間に虫歯にしてしまう率が高いのです。6歳児の臼歯が虫歯になりやすいわけは、生え掛けている歯に歯ぐきを纏っていて歯が磨き難い、乳歯の後ろに生えるので歯ブラシが届き難い、歯の溝が深い、生えたてでまだ弱い、歯磨きを本人に任せがちになるといったような事があげられます。この時期の虫歯を防ぐ事がその後の歯の運命を決めると言っても過言ではありません。
生え変わりの時期は常にどこかの歯が抜けたり、生えたりしている為、歯並びが凸凹になります。歯と歯ぐきの境目に歯肉炎の発生が見られたりする時期でもあります。
ご飯やおやつを食べたると、歯や歯ぐきにカスが溜まり汚れてしまいます。そのまま放っておくと、汚れが原因で菌が繁殖して歯肉が炎症を起こし真っ赤に腫れ上がります。それが単純性歯肉炎です。
予防や対策としては、歯ブラシで汚れをきれいに落としましょう。こうした場所は歯ブラシが届きにくく、磨き残しをつくりがちです。歯ブラシの当て方に工夫が必要です。歯の健康管理も保護者から児童本人に移る頃なので児童自身が正しい歯の磨き方や汚れの部位を確認する事等、児童の自覚が大切になります。
食べ物をよく噛む事は重要である事が指摘されています。
よく噛む事は顎や脳の発育に関係があると言われています。
最近、日本の食生活が軟らかくなった事から、硬いものが食べられない子や飲み込みにくい子が増えています。
しっかり歯と顎を使って食べれる事を心掛けましょう。手入れのポイント(第一大臼歯)
噛み合わせの溝の汚れをかき出すように清掃しましょう。
・前後に動かすだけではよく清掃できません。
・歯列に対して45度斜めから歯ブラシを入れて清掃します。
・乳歯列の奥に生えてくるので見落としのないように。
(前から数えて6番目) |
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この時期、全身のホルモンバランスの変化により歯ぐきの腫れや出血が多く見られます。歯ぐきのトラブルの初期段階である歯肉炎の始まりです。
歯肉炎初期は痛みもなく、症状も小さい為に見逃しやすいものです。放っておくとさらに進んで歯周炎になる事もあります。
・歯磨きの時に歯ぐきをチェックし、異常を早期に発見しましょう。
思春期性歯肉炎を含めると約50%の生徒に発生。男子は女子の2倍多く発生。
歯磨きの方法はいろいろありますが、1本1本磨くつもりで丁寧に!
小さめの歯ブラシが小回りが利き、理想的です。歯ブラシの交換は、裏側から見て毛がはみ出していたら取り替えましょう。
歯と歯の隣り合っている場所にはフロスや糸ようじ、歯間ブラシで汚れが簡単に取れます。
手入れのポイント
・歯と歯ぐきの境目
歯ブラシの毛先(わき)を歯と歯ぐきの境目に当て、細かく振動させて清掃します。
・奥歯の咬み合わせ
咬み合せ面に直角に歯ブラシを当て、細かく前後に動かして清掃する。
・奥歯の後ろ側
歯ブラシの毛先を奥歯の後ろ側に当て、細かく前後・左右に動かして清掃する。
永久歯28本がほぼ生え揃い、早い生徒は親知らず(第3大臼歯)が生えてきます。
部活動、勉強等で歯の健康管理について関心が薄れ、歯磨き習慣が乱れ始める頃です。虫歯を放っておくと勉強も手につかなくなるほど痛む事があります。早めに治療を済ませましょう。
口臭は、虫歯や歯肉炎が原因の場合が多く、自分では気づかず、知らないうちに他人に迷惑を掛けている事があります。また、胃やその他の内臓の病気や食べ物が原因で口臭が出ている事もあります。
歯並びの良さがその人の表情まで生き生きさせてくれます。歯並びや噛み合せがよいと瞬発力や集中力もよくなると言われています。
歯の矯正年齢は症状により個人差があります。
口臭も歯並びもどちらも気づいた時に専門家へご相談下さい。 |
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これまでの生活習慣や歯のケア不足が原因で、歯周炎はさらに増加し、処置せず放っておくと歯槽骨にまで炎症が進行した歯周炎も見られるようになります。歯周炎は成人期以降に歯を失う主因です。
この時期に注意したいのは生活習慣病です。生活習慣病の薬には唾液分泌を抑制するものがあります。唾液が少なくなると歯の周りが汚れやすくなり、歯周病の原因にもなります。
大人になると生活のリズムが乱れがちになります。この年代の健康な体づくりが将来に影響して来るのです。無理なダイエットは体だけでなく、心にもそして歯にもよくありません。容貌の美しさには、健康な歯の美しさも大切なポイントである事を忘れないで下さい。
不規則な生活が続き、口の中を不潔なままにしておくと、体と口の中は老化していきます。
親知らずは生える位置や傾き等個人差が大きく、完全に生えきれない場合もあります。その為不潔になりやすく、虫歯や歯肉の炎症をおこしやすいうえ、手前の歯を前方に押す為、歯並びが悪くなる場合もあるので、しばしば抜歯の対象となります。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症の予防にもなります。また、不足するとイライラする事が多くなるようです。
手入れのポイント
歯石は歯ぐきを刺激して、炎症を起こす原因となります。また、表面がざらざらしている為にプラークが更に溜まりやすくなっています。ブラッシングでプラークをしっかり除去しておけば歯石はできません。
・前歯の裏側
下顎の前歯の裏側はプラークや歯石が溜まりやすい部分。
毛先をしっかり届かせて清掃する事。
・奥歯の表(ほお)側
特に上顎の奥歯は歯ブラシが動かし難いところです。
口を指1本分くらい開ける程度にすると磨きやすくなります。
・利き腕側の上顎の奥歯
特に裏(舌)側は力が入り難いので、ゆっくり丁寧に。
首を利き腕側に軽く傾けると磨きやすくなります。
歯ブラシを強く歯や歯ぐきに当て過ぎると歯ぐきを傷つけ、歯ブラシも長持ちしません。
(歯ブラシの力の入れ方はかゆい所をかく位の力で磨こう。) |
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40歳代以降、歯周病によって歯を失う人が急増しています。働きざかりの年代は歯周病が最も増悪化する時です。
歯周炎や適切なブラッシング(力の入れ過ぎ)等で歯ぐきが次第に退縮し、人によっては歯の根が出て来る事があります。
歯の根(象牙質)は歯の表面のエナメル質と違って、軟らかい組織で虫歯にかかりやすいので注意が必要です。
歯周病の原因と言われているものに、煙草やストレス等もあるんですよ。社内での歯の検診も利用し、早めに専門家へご相談下さい。
歯周病の検診
・出血や歯石がないか調べます。
・歯がぐらぐらしていないか調べます。
・歯と歯ぐきの間のポケットの深さを調べます。
手入れのポイント
・差し歯や詰め物のある歯
差し歯=継ぎ足したところ、特に歯ぐきとの境目に気をつけて清掃します。
詰め物のある歯=詰め物の周りが虫歯になりやすいので毛先を到達させて小刻みに動かして清掃します。
・歯の根がでているところ
歯の根はプラークがつきやすく、エナメル質より軟らかいので虫歯になりやすい部分です。歯と歯の間も広くなるので、毛先をきちんと当て、小刻みに動かし、1本ずつ清掃します。また、歯間ブラシを使うと清掃しやすいでしょう。
・歯間ブラシ
歯間部が広い場合の清掃に。
歯ぐきを傷つけによう、ゆっくりゆすりながら挿入します。
ブラシを水平にし、ゆっくりと前後に2〜3回動かし清掃します。
・デンタルフロス
歯ブラシが届かない歯間部の清掃に使います。
両端を指に巻きつけ、歯と歯の間に歯面に沿ってゆっくり挿入します。
歯の側面を擦りながら2〜3回上下します。 |
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これまでのケア不足の結果として、歯を失うケースが増えています。歯が1本もない人も70歳以上では大変多くなっているのが現状です。最近の入れ歯はとても精巧に作られていますが、それでも自分の歯のようにはいかないのです。1本でも多く自分の歯を残すよう、努力が肝心です。
腎疾患、糖尿病、心疾患、高血圧等の病気のある人は
服用している薬の事を必ず医師に伝えて下さい。
部分入れ歯も、総入れ歯も細菌が付着して不潔になりやすいのです。そのままにしておくと歯ぐきに炎症を起こす原因にもなります。
口の中に残っている歯、特に入れ歯に接している歯は汚れが溜まりやすく虫歯になりやすいので、丁寧に清掃して下さい。
入れ歯と接している歯ぐきのマッサージも忘れずに!
手入れのポイント
・部分入れ歯(局部義歯)
局部義歯は必ず外してから清掃します。ばね(クラスプ)の部分は小さな歯ブラシを用いて丁寧に清掃します。また、ばねをかける歯も注意して清掃します。
・総入れ歯(総義歯)
総義歯も必ず外して清掃します。煙草のヤニとか茶シブがついた場合は歯磨剤を用いると効果があります。義歯の材質は合成樹脂や陶等、本当の歯よりも軟らかいので、強く磨き過ぎると傷がつくので注意して下さい。
義歯には細菌等がしみ込む場合があり、入れ歯特有のニオイの原因となります。義歯洗浄剤にはこのニオイの発生を防ぐ効果があります。
総入れ歯の人が入院した場合、すぐに入れ歯を外される事があるようです。
使わない組織は機能が衰え、3日も使わないでいると入れ歯はあいにくくなってしまいます。その結果、食べ物が食べづらくなり食欲も減って、全身の衰弱を助長しさらに噛まなくなり、食べなくなると生きる意欲も減退します。
口腔清掃をこまめにし、入れ歯を合うように直して、噛めるようになると食欲が戻り、元気が出て起き上がれるようになり、再び歩けるまでに回復した例もあります。
点滴等で食事をしない場合でも、口の中は汚れています。これを放っておくと虫歯や歯周病が進み、口腔内粘膜にも各種の病変(白板症、口腔カンジタ症等)が起きる事があります。口の中を常に清潔に保つ事が大切です。 |
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